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よく美容室のメニューで見る なんちゃらパーマとか、なんちゃらカラー
ああいうモノは一切嫌いである。なんちゃらカットと言うモノまである。
なんちゃらが付いている事によって、付いていないそれとは、違うモノで
今までのそれより 進歩したモノということなんだけれど、それを強調する為に、
「今話題の~」をひっ付けてみたりもする。進歩したそれがあるにも関わらず、
古いモノとなった従来のモノ 一段さがった以前のモノも売っていたりもする。
それにその進歩したそれは たいがいが従来のモノより料金が高くなる。だいたいうちの業界だけでなく、どこでもそれは当たり前の事とほぼ常識になっておるけれども 進歩すると値段は高くなる。おかしいのではないか?進歩する事によって顧客の経済的負担はおおきくなる。これは顧客にとって進歩したモノと言えるのか?
そしてそんな進歩の内容は顧客にとって、ふ~んべつにどっちでもいいけど的 いやはっきり言わせてもらえるならば、そこまで必要ないわ~ であったりもする。またそれによる効果もそこまで言われるとそうかもしれんけど的だったりもするから、最悪だ。
顧客には、見え見えなのである。その新しい 改良に改良を重ねてあみだしたその進歩したなんちゃらパーマでいくらかでも料金をプラスしてもらっちゃおうって事が。なぜ知っているのかと言うと自身も立場の違うところでは、おんなじことを経験しているからだ。
なので美容室のメニューの品目の数はそのたくらみの数なのだ。
顧客の負担が減っていく進歩をテーマにちょっと考えちゃおうと思う秋の夕暮れです。